#150 朋有り、遠方より来る
平成30年(2018年)が始まりました。年末年始恒例の帰省ラッシュが今日ピークを迎えています。故郷で過ごした家族がまた日常生活へと戻っていきます。故郷のご両親は子供や孫たちの姿を見送り、次の再開の日を楽しみにしていることでしょう。毎年お盆の時期と年末年始の時期に繰り返されるこの情景は故郷を思い都会で暮らしていても帰郷の念を忘れずに持ち続ける日本人らしい心根を象徴するものだと言えます。
同じことが同窓会にも言えるのではないでしょうか。社会に出て働き始めますと同郷で育った友との交流も仕事の忙しさに紛れて段々無くなっていきます。そしていつの間にか音信不通となってしまいます。そのような時に卒業した学校(小学校や中学校、高校、大学など)の同窓会は日常生活で忘れ去った懐かしいひと時を思い出させてくれます。
昨日30数年ぶりに大学時代の友人達と楽しい時間を過ごすことができました。30余年の月日が過ぎたとはいえ、話すごとに、杯を交わすごとに昔の懐かしい思い出やお互いの近況報告など楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまい、再開を約束して別れました。まさに論語にある一節「朋有り、遠方より来る。亦楽しからずや」です。また今晩は中学時代の同窓会が予定されています。還暦を迎えた仲間が顔を合わせます。どんな話が聴けるか楽しみです。今年は戌年、ワンダフルな年にしたいものです。それでは今年もよろしくお願いいたします。