#409 マスターズ甲子園

 師走とはよく言ったもので、学校の先生方は現在2学期の成績処理で大忙しの日々が続いています。私も今日一日現在非常勤講師として教えている生徒たちの成績処理に追われました。教員は授業や生徒指導などで日常的に忙しいのですが、学期末は特に成績処理や生徒・保護者面談の準備などで多忙な日々を過ごします。学期末の行事が終了するまで気が抜けません。
 さて、「マスターズ甲子園」という言葉を聞いたことがありますか。先日たまたまニュースを見ていましたら、このマスターズ甲子園の特集を放送していましたので、つい最後まで観てしまいました。ウィキペディアではマスターズ甲子園のことを次のように説明しています。
----------
『マスターズ甲子園』
マスターズ甲子園(マスターズこうしえん)とは、高校野球にかつて出場した元高校球児たちが阪神甲子園球場を舞台に世代を超えたOBチームを結成し、野球を通しての同窓会を行い、それを生涯スポーツとし発展させて、また次世代の子供たちに野球の素晴らしさを伝えていくことを目的に2004年から毎年開催しているスポーツ大会である。別名「秋の甲子園」。
 2004年の第1回大会は1日間だけの開催だったがそれを2005年以後は2日間開催として大会を全国規模に拡大することを目指し、更に2007年以降はそれを定着させるために3日間開催の実現を目指していたが、2019年現在、2日間開催である。ただし、試合数は2020年から1日4試合から1日5試合に増加させる予定。
<それを実現させるための方針>
「1人でも多く、1チームでも多く」を目指し将来的な全国全都道府県からの出場実現を目指した大会日程の調整、プログラムの調整を図る。
また高校野球全国大会の出場の有無、プロ・アマ経験などのキャリアなどを一切問わず、同じ高校野球同窓生として甲子園に再び出場できる機会を提供する。
大会の運営は自己負担を原則とし、参加者からの会費(参加料)を基本にスポンサーからの支援を仰いで継続的な大会実施を目指す。
----------
 マスターズ甲子園は2004年から開催されていたのですね。全然知りませんでした。元高校生の選手たちの試合ですので、一種の同窓会のようなものでしょうか。大会の詳細はマスターズ甲子園HPをご覧ください。
 この「甲子園」とつく全国大会がたくさん開催されています。例えば「マンガ甲子園」、「書道甲子園」などが特に有名です。若者たちが「甲子園」めざして日々練習を重ねる姿は素晴らしいものです。たとえ「甲子園」に出場する機会に恵まれていなくても、その日々の努力は称賛に値します。
 若い時には打算なく何かに打ち込むことができます。たとえその夢が実現しなくても後の人生に実りのある体験となって活かされます。年齢問わずに何かに打ち込むものを持っている人は幸いです。それに夢中になることで日々の嫌なことは忘れます。あなた自身の「甲子園」は何でしょうか。

2021年12月12日