#133 暑さ寒さも彼岸まで

 今日は秋分の日で祝日に当たりますが、秋彼岸の中日でもあります。道端には沢山の彼岸花が咲いています。お墓参り行かれた方も多くいらしたのでは、と推察します。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、日中は最高気温が25度を超える日がまだ続いていますが、就寝時にはエアコンをつけなくても済みます。朝は半袖姿では寒いくらいの日もあります。つい2週間ほど前までは残暑が厳しい日々が続いていましたが、ここ数日ですっかり秋めいて来ました。
 さて今日を境に次の春彼岸まで夜の方が長い日々が続きます。確かに日の出の時間が朝6時を過ぎるようになりました。また日没は18時15分を切るようになっています。私は今年は早朝の課外授業のために勤務している高校に週2回6時半過ぎに家を出ますが、最近では朝日を浴びながら40分ほどかけて通勤しています。出勤時はまだ明るいですが、これが冬至近くになりますと星明りの中での出勤になります。
 これは生徒にとっても同じことです。大牟田市内や近郊の各高等学校はスクールバスを所有しており、電車やバスなどの公共交通機関が発達していませんので、スクールバスで生徒の登下校を行っています。八女や山鹿、玉名等の遠方から通学してくる生徒たちは早朝の課外授業に参加するために、5時半に起床することになり、保護者の方の愛情が生徒を支えていることでしょう。特に共働きのお母さんは子供のお弁当作りで、子供の起床時間よりも早く起きますので、仕事と家庭生活の両立は大変厳しいものがあります。特に母子家庭では経済的な負担だけでなく、お母さんの体力的な問題も抱えていらっしゃることと思います。子供が在籍する高校3年間を辛抱すれば、子育てからはある程度解放されますが、それまでが大変です。日頃より健康に留意して子供のために頑張って貰いたいと思います。

2017年09月23日