#438 未知との遭遇

  梅雨末期の気象のせいか、昨日まで3日連続で朝の通勤通学時間帯に雨が土砂降りで、落雷も発生するなど、ものすごい気象状況が続きました。特に昨日の朝は風が強く、まるで台風のような強風が豪雨とともに吹いていました。特に8時台は落雷も発生しました。
 さて、昨日は土曜日でしたが、明光学園がオープンスクールを実施したために、時間割変更で授業をすることになりました。降車駅の倉永駅で突然風雨が強くなり、歩ける状態ではなかったので、しばらく駅舎で様子を見ていますと、突然近くに落雷しました。その瞬間は目の前が真っ白になり、直後に雷鳴がとどろきました。すると電車が来ないのに警報が鳴り遮断機が降り始め、自動改札機のボタンが点滅し始めました。おそらく駅の電源トランスに強い電流が流れ、誤作動を引き起こしたのでしょう。この状態が数分間続き元に戻りましたが、めったに味わえない貴重な体験をいました。まるで映画「未知との遭遇」でUFOが接近すると踏切の警報が鳴った場面とそっくりでした。一歩間違えば雷に打たれていたかも知れませんでした。雷鳴が聞こえてきたら充分注意する必要があります。
 ところで今年は梅雨明けが異常にに早くなりそうです。日本気象協会は次のように予想しています。
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『2022年梅雨明け予想 異例に早い6月下旬か 猛暑による熱中症と水不足に警戒を』
 日本気象協会が、本日24日(金)に発表した「2022年梅雨明け予想」によりますと、今年の梅雨明けは、異例の早さで九州南部~東北南部にかけて「6月下旬」の予想です。最も早い梅雨明けとなる所も多くなるでしょう。東北北部は7月中旬の予想です。
<2022年梅雨明け予想>
日本気象協会の「2022年梅雨明け予想」によりますと、今年の梅雨明けは、異例の早さで、九州南部~東北南部にかけて「6月下旬」の予想です。最も早い梅雨明けになる所も多くなりそうです。東北北部は7月中旬の予想です。
 この先は、太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、平年より早く九州~本州を高気圧が覆うと予想されます。そのため九州南部~東北南部は、6月下旬に「梅雨明け」の予想です。6月下旬に梅雨明けとなると異例の早さで、最も早い梅雨明けとなる所もあるでしょう。

『6月下旬に梅雨明けとなると』
九州南部 2番目に早い(これまでの最早は1955/6/24頃、6月は2回目)
九州北部 最も早い梅雨明け(6月は初)
四国   最も早い梅雨明け(6月は初)
中国   最も早い梅雨明け(6月は初)
近畿   最も早い梅雨明け(6月は初)
東海   2番目に早い(これまでの最早は1963/6/22頃、6月は2回目)
関東甲信 最も早い梅雨明けの可能性(これまでの最早は2018/6/29頃、6月は2回目)
北陸   最も早い梅雨明け(6月は初)
東北南部 最も早い梅雨明け(6月は初)

<梅雨明けのあとは危険な暑さに警戒>
 きょう24日(金)も、気温が35℃以上の猛暑日が多数観測されるなど、暑くなっていますが、梅雨明けのあとも暑さに警戒してください。きのう23日(木)に気象庁より発表された、1か月予報でも、来月後半にかけて、気温は高め傾向が続く予想です。梅雨が早く明けると、暑い時期が長くなる恐れもあります。こまめな水分補給や屋内では適切に冷房を使用するなど、熱中症には十分に注意してください。関東甲信などでは、梅雨入り後、平年より降水量が少なくなっています。水不足にも注意してください。
https://tenki.jp/forecaster/y_maki/2022/06/24/18034.html
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 天気予報によりますと明日からしばらく晴天が続きそうです。今年は異常に梅雨明けが早くなりそうです。気象庁は数日中には梅雨明け宣言をするかもしれません。熱中症には充分ご注意ください。

2022年06月26日