#129 去りゆく夏
今日は8月最後の日曜日です。来週には9月が始まります。大牟田市内の中学校では8月30日に2学期が始ますので、夏休みも今日を含め残り4日間となります。子供たちは今ごろ夏休みの宿題に追われているのではないでしょうか。
個人的には昨日で勤務している学校の課外授業が終わり、気分転換を兼ねて荒尾市のグリーンランドの近くまで運動不足を解消するために自転車で行ってきました。当塾から自転車でおよそ50分ほどの距離ですが、今日は湿度が低く、カラッとした夏日でした。暇なときには月に1回ほどグリーンランドまでサイクリングを兼ねて遠出します。その時の気分でラムサール条約に登録された荒尾干潟まで足を延ばすこともあります。
さて当塾の生徒たちや他校の生徒に聞いたところ、大牟田市内の各中学校で夏休み期間中にエアコン設置の工事が終了したそうですが、エアコンの運用は来年度からだそうです!?生徒の話によると市の予算の関係で今年度は使用できないと、ある中学校の校長先生が生徒たちに詫びていたそうです。変な話です。確かに税収に苦労している大牟田市としてはエアコン設置に莫大な予算を取っているでしょうが、エアコンを設置したからには即運用することが正道なのではないでしょうか。せっかくのエアコンが「絵にかいた餅」になってはいけません。もちろん光熱費の名目で生徒から電気代を取っている自治体が多く、大牟田市もそれに準じることも可能なはずです。(あるいは議員の歳費を削っても各学校のエアコン運用費に充ててもらいたいものです。((笑))そうしないと気温35度を超える猛暑の中、教室内でもそれに近い状況になります。効率的な授業をするにはエアコンを使用することが必須です。一昔前の夏ではありません。おそらくエアコンの効いた部屋で過ごしているお偉方には学校の酷暑の現状が分かっていないのでしょう。彼らの速やかな意識改善が求められます。
ところで、昨夜無事に大曲の花火(全国花火競技大会)大会が行われました。毎年テレビで中継してくれますので、塾の授業が始まるまで見ていました。夏の終わりの風物詩として多くの人が楽しみにしている花火です。今年は大雨のために開催が危ぶまれてましたが、開催本部や地元の人たちの努力のおかげで今年も夜空に美しい大輪を咲かせました。夏と言えば規模の大小にかかわらず全国各地で花火大会が催されます。これも日本が平和な証拠です。同じ火薬を使用しましても、戦争に使用すれば爆弾や弾丸となり人を殺す道具となります。その最たるものは核兵器でしょう。一度使用すれば人類を何度でも殺せるほどの核兵器が世界に存在しています。その同じ火薬を平和に利用すれば花火となり、多くの人々を感動させ満喫させてくれます。同じ火薬を使用するのであれば、平和に利用したいものです。
まだ30度を超える日々がしばらく続きますが、夏は静かに去ろうとしています。季節はいつの間にか移り変わって行きます。来週には全国の学校で2学期が始まります。大人も子供も気分を入れ替えて、次の季節に進んでいきたいものです。今年も夏が去っていきます。